本とエンタメ、あとパソコンにスマホも

好きなことだけやってます。

電子書籍はAI翻訳の夢を見るか?


★ そのまんま
 へへへ。
 出オチ、です。
 思いついたこのタイトルが使えただけで、もう満足。

 

 初めて電子版で書籍を買ってからまだ1年も経ってないけど、その便利さに恋してしまった。
 ついこの間まで紙派だった人間からすれば、「紙の手触りが」「装丁が」「書棚に並んだ背中が」「大きな図書館で本を読む際、傍らの少し暗い書庫に眠る巨大な『知』の質量感や空気や積み重ねられた時間の厚みが」って、いや、わかります。じゅーぶんにわかります……けど、ね。

 

 たしかに、端末がないと読めない、古本屋が使えない、友人に貸しづらい、資料として複数冊を並べて読むのがちょっと難しい、といったデメリットもあるが、今となってはメリットのほうが大きいように思える。
 欲しいと思ったら時間を気にせずいつでも買って読めるし、在庫切れもなく、割引キャンペーンだってある。
 場所を取らないから数百冊だって楽々持ち歩けるし、本棚を掘り返さなくても検索すればすぐに見つけられる。
 スマホタブレットなら電気を消した就寝前の布団の中でも読めるし、寝落ちしたって大丈夫。
 よくわからない言葉があってもそのままコピーしてグーグル先生に聞けば音楽や映像資料だって確認できる。
 小さすぎる文字だって拡大できるし、読み上げ……はまだ必要ないかな。
 自分としては、ほぼ良いことづくめ。
 そして今後に期待したいのが、タイトルにあげた「AI翻訳」だ。

 

★ 無料翻訳サービス
 とりあえず、現時点でも少しはできている。
「DRMのないもの」という条件付きとなるが、プレーンなテキストとして無料の翻訳サービスにかけてみることができる。
 実際に、小説がどんなふうに翻訳されるか、以下の例で試してみた。
 文庫本にして2ページ足らずの文章だが、比較のため長くなってしまうのでご容赦いただきたい。

 

原文
「UP THE LINE」( 著:Robert Silverberg、1969年刊)
1
Sam the guru was a black man, and his people up the line had been slaves—and before that, kings. I wondered about mine. Generations of sweaty peasants, dying weary? Or conspirators, rebels, great seducers, swordsmen, thieves, traitors, pimps, dukes, scholars, failed priests, trans­lators from the Gheg and the Tosk, courtesans, dealers in used ivories, short-order cooks, butlers, stockbrokers, coin-trimmers? All those people I had never known and would never be, whose blood and lymph and genes I carry—I wanted to know them. I couldn’t bear the thought of being separated from my own past. I hungered to drag my past about with me like a hump on my back, dipping into it when the dry seasons came.
“Ride the time-winds, then,” said Sam the guru.
I listened to him. That was how I got into the time-traveling business.
Now I have been up the line. I have seen those who wait for me in the millennia gone by. My past hugs me as a hump.
Pulcheria!
Great-great-multi-great-grandmother!
If we had never met—
If I had stayed out of the shop of sweets and spices—
If dark eyes and olive skin and high breasts had meant nothing to me, Pulcheria—
My love. My lustful ancestress. You ache me in my dreams. You sing to me from up the line. (ディックじゃなくてゴメン。)

 

Google 翻訳
1
第一人者のサムは黒人で、彼の部下は奴隷であり、それ以前は王でした。 私は私のことを疑問に思いました。 何世代にもわたる汗まみれの農民、疲れ果てて死ぬ? または、共謀者、反逆者、偉大な誘惑者、剣士、泥棒、裏切り者、売春斡旋業者、公爵、学者、失敗した司祭、ゲグとトスクの翻訳者、娼婦、中古の象牙の商人、短期の料理人、執事、株式仲買人、コイントリマー ? 私が知ることのなかった、そして決して知ることのなかった、私が血とリンパと遺伝子を持っているすべての人々-私はそれらを知りたかった. 自分の過去から切り離されるという考えに耐えられませんでした。 乾季が来ると、過去を背中のこぶのように引きずり込み、その中に浸りたいと切望しました。
「では、時の風に乗ってください」と教祖のサムは言いました。
私は彼の話を聞いた。 それが私がタイムトラベルビジネスに参入した方法です。
今、私は順調に進んでいます。 何千年もの間、私を待っている人々を見てきました。 私の過去はこぶのように私を抱きしめます。
プルケリア!
ひいひいひいおばあちゃん!
もし私たちが会ったことがなかったら—
もしお菓子やスパイスの店に行かなかったら――
黒い瞳とオリーブ色の肌と大きな胸が私にとって何の意味もなかったとしたら、プルケリア—
私の愛。 私の好色な祖先。 あなたは私の夢の中で私を痛めます。 あなたは列の上から私に歌ってくれます。

 

DeepL翻訳
1
教祖サムは黒人で、彼の家系は奴隷であり、その前は王だった。私は不思議に思った。汗まみれの農民が何世代も続いて、疲れ果てて死んでいくのか?あるいは陰謀家、反逆者、偉大な誘惑者、剣士、泥棒、裏切り者、ポン引き、公爵、学者、落ち目の神父、ゲグとトスクの翻訳家、花魁、中古象牙商、下働きの料理人、執事、株屋、コイントリミング屋などだろうか。私の知らない、そしてこれからも知ることのない人たち、その人たちの血やリンパ液や遺伝子を私は知りたかったのだ。私は自分の過去から切り離されることに耐えられなかった。自分の過去をこぶのように背負って、乾季になったら浸かってみたいという願望があった。
「時間の風に乗れ」とサムは言った。
私は彼の話を聞いていた。そうして私はタイムトラベルの仕事に就いたのです。
今、私はその道を進んでいる。過ぎ去った千年の間に、私を待つ人たちを見た。私の過去がこぶのように私を抱きしめている。
プルケリア!?
曾祖母!曾祖母?
もし私たちが会わなければ...
お菓子やスパイスの店に行かなかったら...
黒い瞳とオリーブ色の肌と高い胸が、私にとって何の意味もなかったら、プルチェリア...
私の愛 私の欲望に満ちた先祖 あなたは夢の中で私を苦しめる あなたは私のために歌う。

 

Weblio 翻訳
1導師がそうであったサム、黒人と線の上の彼の身内は、slaves―と、それの前に、王だった。
私は、私のものを怪しんだ。
汗まみれの農民の世代(疲れているように死ぬ)?
または共謀者、反乱軍、偉大な誘惑者、剣士、泥棒、裏切り者、ヒモ、公爵、学者、失敗した聖職者、ゲグとトスクの人からのtrans­lators、高級娼婦、使い古した象牙の取扱業者、簡単な料理を作るコック、執事、株式仲買人、コイン-トリマー?
すべてのそれらの人々Iがこれまで知るというわけではありませんでした、そして、決してありません、私が彼らを知っていて欲しかった誰の血とリンパと遺伝子I carry。
私は、私自身の過去から切り離される考えを持って行くことができなかった。
私は背中に丘のような私と過去をまわりにドラッグすることを渇望していた。そして、乾いた季節が来たとき、それに下がった。
「それから、時間-風に乗ってください」、言われたサムは、導師だ。
私は、彼の話を聞いた。
それは、私が時間-旅行ビジネスに入った方法だった。
今は、私は線の上にいた。
私は、通り過ぎられる千年に私を待つ人々に会った。
私の過去は、丘として私を抱きしめる。
プルケリア!
大きな-大きな-マルチ-曾祖母!
我々が決してmet―を持っていなくて黒い目とオリーブ皮膚と高い胸が私にとって何も意味しなかったならば私がお菓子とspices―の店から離れていたならば、Pulcheria―私の愛。
私の淫らな先祖。
あなたは痛みます私の夢の私。
あなたは、線の上のから私に合わせて歌う。

 

お試し翻訳|AI自動翻訳『みらい翻訳』
1
教祖サムは黒人で、彼の部下たちは奴隷だった。それ以前は王たちだった。私のはどうかなと思いました。何世代にもわたる汗だくの農民たち、疲れ果てて死んでいく?あるいは、共謀者、反逆者、大誘惑者、剣士、泥棒、裏切り者、詐欺師、公爵、学者、落伍した司祭、ゲッグとトスクからの逃亡者、遊女、中古象牙の商人、ショートオーダーの料理人、執事、株式仲買人、硬貨切り商人?私が持っている血液やリンパ液や遺伝子を持っている人たちのことを知りたかったのです。私は自分の過去から引き離されることを考えるのに耐えられなかった。乾季になると、背中のこぶのように自分の過去を引きずって、それに浸かっていたいものだ。
「時間の風に乗って」と教祖サムは言った。
私は彼の話を聞いた。そうやってタイムトラベルの世界に入ったのです。
今は列に並んでいます。私は千年の間に私を待っている人々を見てきた。私の過去は私をこぶとして抱きしめてくれる。
プルケリア!
曾曾曾祖母!
もし私たちが会ったことがなければ
もし私がお菓子やスパイスの店から出ていたら
もし黒い目とオリーブの皮と高い胸が私には何の意味もなかったとしたら、プルチェリアは
私の愛。私の好色な先祖よ。あなたは私の夢の中で私を苦しめます。上から歌ってくれ。

 

Bing翻訳
1
教祖サムは黒人男性で、その列をなす彼の民は奴隷であり、それ以前は王たちでした。私は自分のことを不思議に思いました。何世代にもわたる汗をかいた農民が、疲れ果てて死んでいく?それとも、陰謀者、反乱軍、偉大な誘惑者、剣士、泥棒、裏切り者、ポン引き、公爵、学者、失敗した司祭、ゲグとトスクの翻訳者、礼儀正しい人、中古象牙のディーラー、短期料理人、執事、株式仲買人、コイントリマー?私が知らなかったし、これからも決して知らなかった人々、私が運ぶ血液やリンパ液、遺伝子を持つ人々、私は彼らを知りたかったのです。私は自分の過去から切り離されるという考えに耐えられませんでした。私は過去を背中のこぶのように引きずり回し、乾季が来るとそれに浸りたいと思いました。
「じゃあ、時風に乗って」とグルのサムは言った。
わたしは彼の話に耳を傾けました。それが私がタイムトラベルビジネスを始めたきっかけでした。
今、私はラインを上っています。わたしは何千年もの間,わたしを待ってくれる人々を見てきました。私の過去はこぶのように私を抱きしめます。
プルチェリア!
曾曾曾曾祖母!
もし私たちが一度も会わなかったら――
もし私がお菓子やスパイスの店から出ていたら――
もし黒い瞳とオリーブ色の肌と高い胸が、私にとって何の意味もなかったのなら、プルケリアは――
お前。私の欲望に満ちた祖先ストレス。あなたは私の夢の中で私を痛めます。あなたはラインの上から私に歌います。


★ プロフェッショナルな翻訳をふたつ
 ちなみに本作品を見本に選んだのは、大好きな作家だったからというだけでなく、商業出版された二つの翻訳例があったためでもある。
 東京創元社から、1974年に中村保男氏の訳で、2017年に伊藤典夫氏の新訳で刊行されており、以下のとおりとなる。

「時間線を遡って」(訳:中村保男、1974年刊)
   1
 導師サムは黒人で、時間線を遡って、彼の先祖は奴隷であり、それ以前は王様であった。わたしは自分の先祖は何者だったろうかと首をひねったものだ。汗水たらして働き、疲労困憊して死んで行った幾代もの小作農だったのか。それとも、陰謀家、反逆者、したたかな婦女誘惑者、剣士、こそ泥、裏切者、ポン引き、公爵、学者、できそこないの神父、ゲーグ語やトスク語の翻訳者、高等淫売婦、象牙骨董品の商人、即席料理コック、執事、株屋、硬貨変造人といった顔ぶれだったのか。こういった人たちとわたしはまだ一度も知り合ったことがなく、今後も永久にわたしは彼らそのものとなることはあるまい。その血と、リンパ液と、遺伝子とをわたしが体内に宿している彼ら、その彼らをわたしは知りたかった。わたし自身の過去から自分が切り離されているのだという思いにわたしは耐えられなかったのである。自分の過去を、背中の上の瘤のように、行く先々に持ち運んで、乾燥した季節が到来したらそこから養分を吸い取りたいものだとわたし切望していたのだ。
「それなら、時間の風に乗りたまえ」と導師サムは言った。
 わたしはサムの言葉に聞き入った。そうやってわたしは時間旅行の仕事に首を突っ込むようになったのである。
 今では、わたしはもう時間線を遡って先祖めぐりをした経験者である。過ぎ去った数千年間《ミレニア》の中でわたしを待っている人びとと〈再会〉したのだ。今、わたしの過去は背中の瘤のようにわたしを抱きかかえている。
 おお、パルケリアよ!
 わが曾曾多曾祖母よ!
 もしわたしがそなたと出会うことなかりせば――
 もしわたしがあの香料店に足を踏み入れていなければ――
 もし黒い瞳と、オリーヴ色の肌と、突き出た乳房がわたしにとって何でもなかったならば、パルケリアよ――
 わが愛。わが情欲盛んな女先祖。そなたはわたしの夢の中でわたしをうずかせる。時間線を遡った地点からわたしに唄いかけて来る。

 

「時間線をのぼろう」(訳:伊藤典夫、2017年刊)
   1
 導師サムは黒人で、そのむかし彼の祖先は奴隷だった――それより前は王族だった。ぼくの祖先はどうだろうか? 汗水たらしてはたらき、病みおとろえて死んでゆく小百姓の一大家系か? 謀反人か、革命家か、稀代の女たらしか? 剣士、盗賊、売国奴、ポンビキ、君主、学者、破戒僧、ゲグ語とトスク語の通訳、娼婦、骨董商い人、安食堂の料理人、執事、株式仲買人、それとも贋金作りか? そういった祖先のことを、ぼくはなにひとつ知らないし、知る機会もないだろう。だがぼくの体は、その人びとの血やリンパ液や遺伝子をうけついでいるのだ――ぼくは彼らのことを知りたいと思った。過去から切り離されていることに我慢できなかった。過去をラクダのこぶのように背中にせおい、乾いた季節にはそこに潤いを求める、そんな人間になりたかった。
「じゃ、時の風に帆をあげるんだな」と、導師サムはいったものだ。
 ぼくは彼のことばに耳をかたむけた。それが時間旅行ビジネスに首をつっこむきっかけだった。
 そして、ぼくは時間線をのぼってきた。一千年の時の流れのなかで、ぼくを待っていた人びとをまのあたりにしてきた。いまや過去は、こぶとなってぼくの背中にのしかかっている。
 プルケリア!
 ぼくの大大大大大……大おばあさま!
 もし、ぼくらが出会わなかったなら――
 もし、ぼくがあの菓子と香料の店にはいりさえしなかったら――
 もし、黒い瞳とオリーブの肌とふくよかな乳房が、ぼくにとってなんの意味もないものであったなら、プルケリア――
 ぼくの愛しい人。ぼくの淫蕩なご先祖さま。きみは夢のなかで、ぼくを苦しめるのだ。きみは時のかなたから、ぼくに歌いかけるのだ。

   *****

 ついでに言えば、上記の文庫が東京創元社から発行される前に、早川書房S-Fマガジン1970年9月号から12月号まで4回にわたって伊藤典夫氏の翻訳で同作品が連載されているが、これが2017年版とどう違っているのか自分には確認するすべがない。(伊藤さんのことだから、ぜったい翻訳し直してるんだろうとは思う――してないはずないよね)
 バックナンバーを持っている方、国立国会図書館に行ける方、もし確認できたら教えてください。
 なお、新旧ふたつの訳を並べたのは別に中村氏の訳を古臭いと貶めたかったわけではない。当時の時代状況もあるだろうし、ご当人が訳者あとがきで述べているように「わが愛、わが情欲盛んな……」のフレーズは古典的なポルノグラフィの定型文であり、これを訳文にあてるならやや大仰な言い回しになってしまうのは仕方のないことだろう。

 

★ 読んでみた
 翻訳サービスによって得意不得意もあるだろうし、人によって好みもあろうかとは思うが、自分としては現時点では DeepL 翻訳がいちばん読みやすく感じた。
 無料翻訳の文字数制限や人称のゆらぎ、「ですます・であるだ体」の統一などまだまだ問題はあるが、ひとまず文章にはなっているし、おおよそのところは理解できる範囲にあるように思える。

 

 実際に、古いスパイアクション小説とソフトポルノを DeepL 翻訳にかけてみた。
 使用制限にひっかかるため4~5日に分けて翻訳してもらったものを、前記の人称やですます体を脳内変換しながら読んでみたが、とりあえず概要くらいは理解できたような気がしている。
 最も困難であった言葉の壁を乗り越えられる日も、けっして遠くないと思えた。
 欲を言えば、翻訳刊行されなかった未訳の原書をKindle等で買って、「○○氏風のAI翻訳」で読むことができれば最高なんだろうな。
 いつか夢がかないますように。

「ブクログ」と「読書メーター」


 ブログタイトルに「本と~」と謳っていながら、読んだ本の感想をここには載せていない。
 じゃあどうしているのかと言えば、本件記事のタイトルどおり「ブクログ」と「読書メーター」に記録している。
 先に蔵書管理アプリについて比較検討した際にスマホでは「Readee」を使用することにしたのだが、くだんのふたつのアプリがWebやSNSに強いことを知り、読書記録用として試してみたところ、なかなか使い勝手が良かったのでそのまま利用している。

 

 基本的には1冊の本を読み終えると、まず「ブクログ」用に感想原稿を書き始める。
ブクログ」には文字数制限がないので、思いついた事からあれこれと書き散らし、ある程度の分量になったところで、前後の文章を入れ替えたり言葉の足し算引き算を繰返したりして、意味の通じる文章に直してから投稿している。

 


 その一方「読書メーター」には255文字という厳然たる制限がある。
 なので、「ブクログ」用に書いた原稿を削って制限文字数内に収めて「読書メーター」に載せている。

 なぜ「ブクログ」だけにしないで、わざわざ文字数制限のある「読書メーター」にも感想を載せているのかと言えば、その制限がアタマの整理にとても役立っているからだ。
 自分も最初は文字数制限のない「ブクログ」だけにしようと思っていた。
 ところが、本を読みながら、読み終わって、読み返しながら、あれこれと思ったこと、感心したこと、不満に思ったこと等をつらつらと書き綴ってみたところ、いろいろと盛り込みすぎて何を言いたいのかピントのボケたものになることが多かった。
 それが自分でも釈然としなかったので、試しにと「読書メーター」に文字数を削りながら書いてみたところ、ごく自然にポイントを絞り込むこととなり、自分が最も言いたかったことが何なのか、自分でもはっきりわかっていなかったことが明確になっていった。
 ああ。これ、良いじゃん。

 

 そんなわけで、現在「ブクログ」と「読書メーター」の両方を利用している次第であります。
 それぞれに特徴的な機能もあるようだが、まだまだ使いこなすには至っていないので、今のところ他の読者が書いた感想に「ナイス♥」を付けたりしながら、読書傾向の似た人をみつけて同じ本に対してどんな感想を持ったのか、また他にはどんな本を読んでいるのか、いろいろと参考にさせてもらっている。
 引きこもり体質の人間には、コメント欄の記入とか交流なんてまだまだハードルが高いので、そんなとこからゆるゆるとやっていきたいと思っている。

ドラマ「ミステリと言う勿れ」

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菅田将暉主演、全12話。
「1~3月期一番の作品」との評判どおり。

変わり者の主人公が語りまくる、所謂「安楽椅子探偵」のヴァリエーションなのだが、第1話が衝撃的だった。

警察の取調室が主な舞台で派手な動きがあるわけでもないのに、事件の様相は二転三転し、明らかにされた事実は当初の予想を遙かに超えるものだった。

30分の拡大版だったため終盤にはエピソード2の冒頭が入っており、これがまた驚愕の“引き”となっている。
放映後一週間の見逃し配信再生数も、400万回を超える記録を打ち立てているのだから、多くの人々に認められたのだろう。
連ドラの長丁場なものだから、各話でバラつきもあったが、全体として充分満足できるレベルだったと思う。
なかでも第8~9話ミステリーナイト編は、第1話に匹敵する出色の出来だった。
ひとひねりも、ふたひねりもあって、予想だにしなかった事実が姿を露わにしてゆくのがもう快感だった。

全話を視終わったのちにソッコーで田村由美の原作コミックを読んだ。
連ドラとして原作から変更した部分が作品の質を高めており、コミックでは出番の少なかった女性巡査を主人公に次ぐ第2視点に据えたことで、物語に芯がとおり、より厚みを増したものになっているように思う。

ぜひ、第2シーズンを期待したい。

本作には印象的なセリフが多数散りばめられており、ネット上でも「名言」として取り上げられているのだが、個人的に、最も深く胸に沈んだのは、第9話にあった次の言葉だった。
「殺す選択肢のある人間には、殺される選択肢も生まれてしまう」
今まさに、東欧で現実に起きている惨劇の原因は、鏡に映った怪物に怯える独裁者の孤絶なのだろう。

 

スマホ1台で、LINEMO + 楽天モバイル

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★ 楽天でポイ活

 読書が趣味で、学生の頃からず~と本を買ってきた。
 ここ数年は、全国書店ネットワークからのメールサービス等で新刊の発売をチェックして書店に買いに行くことが多かった。
 本屋さんのカードを作ったり、クレジット払いにしてポイントを貯めたりしてみたが微々たるもので、やらないよりマシという程度でしかなかった。
 ところが、最近になってようやく、楽天ブックスで本を買っても送料負担はなく、逆に楽天ポイントがもらえることを知った。
 うわぁ、なんてもったいない。気付くの遅すぎ! なんで今まで利用してなかったんだ。
 楽天会員(1)になって、楽天カード(2)を作って、楽天銀行から引き落とし(1)にして、楽天市場アプリから発注(0.5)して、楽天ブックスで月千円以上(0.5)買えば、ポイント5倍――5%割引になったも同然じゃないか。

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 ほかにもポイント追加条件がいろいろあるけど、自分が該当するものはもう無いかなぁ。楽天ファッションも楽天ビューティーも縁がないし、ポイントを貯めるためにわざわざ出費するのも本末転倒だろうし。
 楽天モバイルはゼロ円から始められるようけど1GBじゃちょっと足りないかもしれないし、ようやく LINEMO のミニプラン(3GB、990円)に替えたばっかりで、Paypay の即時チャージがソフトバンクのまとめて支払いで引落としできるのも便利だから、今さらキャリアを変えるのもなぁ……。

 

★ eSIM?
 楽天モバイルの説明ページを読んでみると、現契約プラン UN-LIMIT Ⅵ は、物理SIMでも eSIM (ダウンロード型SIM) でも申し込み可能となっていた。
 そういえば、LINEMO を申し込むときにも 物理 SIM か eSIM かを選ぶことができた。自分が使ってた Google Pixel 4a は、どちらでも使えたからどっちでも良かったんだけど、いままでどおりのほうが分かりやすいだろうと思って物理 SIM を選んだのだった。
 ……ん? 「どちらも使える」??

 

 調べてみた。
 間違いなく、どちらも使えることが判った。そっかぁ、できるんだ。
 自分の場合、LINEMO を物理 SIM で申し込んだので、eSIM は空いてる。
 ここに、楽天モバイルを eSIM で申し込めば、1台のスマホで両方を使えることになる。
 LINEMO を残すことができるから今までどおり3GBまでは990円で使えるし、楽天モバイルでもゼロ円で1GBまでは使えるから合わせて4GBまでがこれまでと同じ料金で使えることになる。そのうえ楽天ポイントも1倍増えるって、ホントに? ズルじゃないの?

 

★ 申し込んでみた
 DSDS――デュアル SIM デュアルスタンバイ。1台のスマホに2枚の SIM を挿して、同時待ち受けが可能(同時通信は不可だけど)になること。
 ネットにも Google Pixel 4a でDSDSした実例が紹介されていたので参考にする。
 よし、じゃあ、やってみよう。
 楽天モバイルホームページから申し込んでみた。
 送られてきたマニュアルどおりに eSIM をダウンロード・設定すると、スマホ画面上部のアンテナマークが2個になり、通話・データ通信をどちらの回線で行うか選べるようになった。
 うん、完璧。

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★ 節約は、注意して
 専用アプリ Rakuten Link を使えば国内通話・SMS無料。
 最初のテストで、うっかり通常の電話アプリから通話・送信してしまった。1回でも有料通話・SMSがあれば、電話リレーサービス料1円とユニバーサルサービス料3円とで合計4円が追加で請求されるらしい。
 初月の請求が届いてみたら、通信料9円と利用明細発行手数料99円で合計108円だったので、あわてて明細はネット確認することに変更した。もったいない、もったいない。
 楽天モバイルの申込みに際してキャンペーンにエントリーしておいたので、後日7000ポイントがもらえた。すげぇ、これだけでもう元はとれてるよ。
 自慢げに、こんなことできたんだよォ、ゼロ円で国内通話無料で楽天ポイントも追加だよ、新しい電話番号も登録しといて、と娘に話したらスゴイじゃんとホめられた。ふふん♪

 

 残念ながら、Rakuten Link を使った通話品質はひどかった。
 地方じゃまだまだ基地局設置など通信環境が厳しいのだろう。声が割れまくって、まともに聞き取りできなかったので、大事な話は LINEMO でかけ直すことになってしまった。
 現在は、近親者には登録した LINE 電話、一般には Rakuten Link 、通話品質を確保したい場合のみ LINEMO (有料通話)と使い分けている。
 今後は、あくまで無料で確保できる非常用回線として利用することになるだろう。
 無料回線よりも楽天ポイントが6倍になったことのほうが嬉しく、今では読みたい本のほとんどを楽天ブックスで購入し、ポイントで電子書籍を即時購入することも増えてきた。

 ポイ活の達人からすれば初心者入門編くらいなのだろうが、自分としては無理なく活用できているということで満足している。
 このところ楽天ポイントのサービス低下が続いており、4月からもいくつかの条件変更が予定されているようだが、これ以上の低下が無いよう祈るばかりだ。

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★★ 追記:ゼロ円プランの廃止が発表!
 まあ、そのうち来るかとは思っていたが、思いのほか早かった。

 7月から1G以下無料を廃止し、3Gまで1078円の料金体系に変更するとの発表があった。

 楽天基地局を整備している最中に ahamo などの低価格プランが出てしまったために赤字がかさみ、グループ全体の収益を圧迫していたんでしょうね。前総理のキモイリ施策だっただけに、社長としてもハシゴを外された気分だったんじゃないのかな。

 いまだ地方においては、金を払ってまで保有したい通信品質とは言えないので、残念ながら楽天ポイントの上積みは猶予期間の8月末までとなりそうだ。

 現在は、後払い paypay による還元1%上増しをねらって利用を始めたところで、今後、各「経済圏」間の競争がより激しくなることが予想されるが、利用者としては「お得」が増えるのであれば歓迎したい。

ドラマ「ホークアイ」 第6話

 ネタバレ全開、ご注意を!

 

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 第6話、「ホークアイ」完結。
 いやぁ、満足。
 まさか本当にクリスマスプレゼントが付いてくるなんて思ってなかった。
 たしかに、第1話を視聴した際に、ちょっと見てみたいかもとは思っていた。クリントが子供たちと一緒に観ていた舞台、「ロジャース:ザ・ミュージカル」を。
 本編終了後のおまけ、ステージ上でショーアップされたアベンジャーズ・ニューヨークの戦いは、高らかに歌い上げる「Save The City」と群舞により、思った以上に盛り上がるもので、大いに楽しめるものだった。(当の御本人達を除けば、だが。)

 

 本編については、事前に情報を集めていなかったので、楽しく見ることができたと思う。
 ドラマの配信前には、吹替声優の発表もあり、ナターシャの妹エレーナ・ベロワ役も公表されていたようだが、こんなの見てたらネタバレもいいとこ、第4話のラストで登場した時も興醒めだったろう。
 解説は、初視聴のあとに読んでこそ、気づいてなかった点・見逃していた点を注意しながら2度目を楽しめるというもの。タイトルバックの輪郭、おじさんの手、時計の番号、そして“家族”だけが知る口笛……。

 

 ケイトとエレーナの掛け合いもなかなか楽しい。
 素人のお嬢さんとケイトを軽んじるエレーナ、実力不足を自覚しつつもエレーナに食らいつこうとするケイト。

 寝起きのドラ猫みたいな声音で、“けぇ~いと・びーしょぉ~っぷ”と呼ぶエレーナの姿に、「ブラック・ウィドウ」で姉ナターシャの着地ポーズをからかっていたシーンを思い出してしまった。
 第2話では、クリントの窮地に間の悪いタイミングで乗り込み、まともな着地もできず呆れられていたケイト。第6話ではエレーナの後を追ってビル外壁を降下したが、悲鳴を上げながらやっとのことで着地していた。
 はたして、今後二人が、“ヒーロー着地”について互いを批評しあうことはあるのだろうか?

 

  ラストシーン。回収したローニンのスーツを二人で燃やした後、ケイトが提案する自身のオリジナルヒーローネームに次々とダメ出しするクリント。逆に、ひとつ案があるとクリントが言った直後、エンドタイトルに切り替わる。画面いっぱいに「ホークアイ」と。
 粋な演出に、思わず苦笑がもれてしまった。

 

 ケイトと“ピザ・ドッグ”ラッキーを交えたクリント一家の平和なクリスマスを祝福したら、お正月は「The Book of Boba Fett」を楽しもうと思う。

 

ゼロ円で「自炊」、電子書籍できました(その3)

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★ 電子書籍って大丈夫?

 「その1」では、スマホアプリのOCR機能を使って紙書籍をテキスト化し、電子書籍を作ることができた。
 「その2」では、スマホのスキャナーアプリを使って紙書籍から画像ファイル形式の電子書籍を作ることもできた。
 電子書籍なら、場所をとらないし数百冊だって簡単に持ち歩けるし劣化もしない。文字を大きくしたり読み上げさせたりできるものだってある。通信環境さえあれば欲しい本を今すぐ買って読むこともできる。
 そんなに電子書籍が良いのなら、最初から紙書籍じゃなくて電子書籍を買えばいいじゃないか、って思いません?

 

 たしかに、端末がないと読めないし、バッテリーが切れてしまえばアウトだけど、今どきスマホを持ってない生活なんてないだろうから、それは大きな問題じゃない。
 なのに、本を電子書籍で買うことに対して漠然とした不安を感じてしまう。
 何故だろうと考えてみて、不安の原因が「サービスやアプリが無くなると読めなくなってしまうこと」だと自覚できた。

 

 紙の本なら現物を失くしさえしなければいつだって読める。
 読みきれないだろうなと思いながらも本を買い続けて「積読」しているのは、まさにこの「いつでも読める」という安心を得たいがためだ。
 ところが電子書籍は、販売元サーバにデータを保管するクラウドタイプだと、サービスが終了してしまうと即日で読めなくなってしまう。たとえ、現在主流となっているダウンロードタイプだったとしても、専用端末の販売が終了したりアプリの更新が止まってしまったりすると、やはり数年後には読めなくなってしまう可能性が高い。
 「いつでも読める」安心のためにずぅっと紙の本を買ってきた人間には、買ったはずの本が読めなくなるのは“絶対に許せない”ことなのだ。

 

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★ 消えた電子書籍

 調べてみると、電子書籍は2010年代に多くのサービスが終了しており、そのたびに補償をどうするのか物議を醸している。
 現在販売されている電子書籍のほとんどが、書籍データの「閲覧権」を販売しているものだ。
 ならば当然、閲覧できなくなった場合には補償すべきもので、サービスを終了した16社のうち13社はサービスの引継ぎもしくはダウンロードにより閲覧できたようだが、マイクロソフト社を含む3社は返金・ポイント還元での対応となったため書籍は読めなくなってしまった。
 電子書籍部門を廃止するだけであればこのような補償も可能だろうが、会社自体が倒産してしまうともうどうしようもなくなってしまう。
 何よりも、本を買った読書家は金銭的な補償が欲しいわけではなく、「いつでも・いつまでも本が読める」保証が欲しいのだから。
 では、どうすればいいのか。

 

★ 読めない理由

 電子書籍には、違法にコピー使用されることのないようDRM( Digital Rights Management )--デジタル著作権管理が施されており、専用端末や専用アプリでしか読めないようにロックがかけられている。
 まあ、デジタルな商品としては当然の措置、なのだろうけど。
 自分がよく利用している楽天ブックスでも、電子書籍楽天Koboで購入すると、パソコン上なら書籍管理ソフト「楽天 Kobo デスクトップ」を使ってダウンロードして読むことができ、書籍データは Adobe DRM がかけられた kepub ( Kobo epub )形式でパソコン内に保存される。

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 Windows なら、C:/Users/ (ユーザー名) /AppData/Local/Kobo/Kobo Desktop Edition/kepub フォルダー内に拡張子もないファイルとして保存されるが、残念ながら通常の epub リーダーで読むことはできない。

 

 この書籍データファイルからDRMを解除できれば他の端末やアプリで読めるようになるわけだが、ちょっとネットを探せばわりと簡単に解除方法は見つかってしまう。
 しかし、著作権法上では私的利用のための複製は認められているのだが、技術的保護手段の回避--DRMの解除は合法的複製手段としては認められず、各電子書籍サービスにおいても規約違反となりアカウント停止やサービス利用停止のリスクを負うことになってしまうようだ。

 

 それでも、万が一のサービスの終了に備えて、何とか読むための手段だけでも確保しておきたいと思うのは許されないことだろうか?
 消費者契約法においても、一方的に消費者が不利益をこうむる契約条項は無効とされる例もある。
 別に、不正コピーを売りさばいて儲けたい訳じゃない。
 買った本を自由に読みたいだけなんだ。

 

★ 自由に読みたい

 DRMにもいろいろ種類があって、解除もそれぞれに対応しなければならないようだ。
 中国系のあやしげなサイトからDRM解除ソフトがダウンロードできるみたいだが、あんまり近づきたいとは思わない。
 比較的安全に使えそうなのは、電子書籍管理ソフト calibre ではないだろうか。プラグインを読み込ませることで、Amazon Kindle楽天 Kobo のDRMを解除できるようだ。
 そして calibre なら、取り込んだ電子書籍を汎用のテキスト・PDF・EPUBデータに変換してバックアップすることができる。
 これができてようやく、安心して電子書籍が買えるというものだ。

 心配性すぎると言われるかも知れないが、電子データをバックアップも無しに使うなんて自分には無理。今までどれほどイタい目にあってきたことか。

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 今のところ、Amazonも楽天もDRM解除への対策を強化する様子はないようにみえる。まだ市場がそれほど大きくなく、被害も少ないからかもしれない。
 とかくコピーソフトとプロテクトはイタチごっこになりやすい。万一のバックアップ手段まで更新し続けなくてはならないとしたら、それだけで疲れ果ててしまうので、仕様が安定しているのは購入者としても安心だ。

 

 電子書籍は、紙書籍と違って再販売価格維持制度の対象とはならず、割引販売が可能となっている。また、値付けの変更も簡単なため、キャンペーンを打つことも多くお買い得感がある。
 自分が今回初めて買った電子書籍は、5年前に発刊されたあんまり売れなさそうな(失礼!)29年ぶりの続編だったが、キャンペーンやクーポンを駆使して紙書籍の半額で買うことができ、とても満足だ。
 積読になってしまわないよう、早めに読みたいと思っている。

 

ドラマ「ホークアイ」 第4話

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 祝、伏線回収!!

 ホントは最終話まで見てからにしようと思ってたんだけど、嬉しくなってガマンできなくなってしまった。

 アベンジャーズシリーズのホークアイの物語がドラマになると聞いた時には、“前作”の伏線がどう回収されるのか気にはなっていた。

 でも、予告編を見て、一挙配信された1・2話を見て、3話でバディアクションが展開されて、もうすっかり忘れてた。

 やたっ! 第4話のラストで来たかぁ。

 

 毎年この時期になるとクリスマス映画がたくさん公開されるのだが、今年は特に多いように思える。気のせいかな? コロナによる自粛生活でみんなお祭り騒ぎに飢えているんだろうか。
 ドラマでもクリスマスをテーマ・モチーフにしたものが増えるのだが、まさかアベンジャーズシリーズでもとは思わなかった。
 マーベルスタジオがディズニープラスオリジナルドラマとして送り出す第4弾「ホークアイ」は、"ホリデー・サバイバル・アクション"と銘打っている。
 アベンジャーズで唯一「生身で戦う普通のオジさん」であるホークアイことクリント・バートンが、とある事件に巻き込まれクリスマスのニューヨークを駆け巡る6日間を描く。はたしてクリントは家族と一緒に平穏なクリスマスを祝うことができるのか?
 よくクリスマス映画には「最高にハッピーな」といった惹句が付いていることがあるが、ドラマ「ホークアイ」も予告編を見る限りはアクションにコメディ色を加味した、安心して楽しめる活劇となっているように思えた。
 予定調和のごとく、ドラマのエンディングで家族から6日間も何してたのと聞かれたクリントパパが、「いや、ちょっと忙しかったけど、たいしたことは何もなかったよ」と笑いながらとぼけて話すシーンすら予想できた。


 ところが、配信された第1話は、10年前のアベンジャーズのニューヨークの戦いから始まる。

 破壊されるニューヨークの街。ホークアイの放った一矢により命を救われた少女は、彼に憧れ、彼を目標として育つ。

 10年後、成長した少女--新キャラ、ケイト・ビショップはホークアイを理想とするヒーロー志願。クリントを巻き込んで、年の瀬のニューヨークを騒がせる。
 「エンドゲーム」で垣間見せたホークアイ黒歴史"ローニン"の影が、いやおうなくクリントを事件に巻き込み、事件を謎に彩る。

 いやあ、期待は高まるばかり。もう、わくわくが止まりません。

 残すところ、あと2話。どう決着がつくのか。

 マーベルからのクリスマスプレゼントを、楽しみに待ちたいと思う。