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スマホデビューでLINEMO を申し込む

LINEMO の始め方

 

★ パケホが高い!

 ずぅ~っとガラケーを使い続けてきたが、スマホに替えることにした。
 これまで使っていたのはソフトバンクAQUOSケータイ2(601SH)――その前の機種が故障したときに代理店から「今なら無料で新しいのに替えられますよ」と勧められたものだ。
 無料だったわりには意外に使えて、裏技的にアンドロイドアプリをインストールすることもでき、思いのほか遊べたように思う。
 それがまだ壊れたわけでもないのに替えようと思ったのは、ようやくスマホの通信基本料金が安くなったからだ。

 

 ガラケーだったので自分だけなら月額3千円ほどですんでいたのだが、とうの昔にスマホに替えてた嫁サンのが高いまんまで、二人合わせて1万2千~3千円ほど支払っていた。
 そのくらい今どきの若者なら「生活必要経費」と気にしないかもしれないが、嫁サンのパケホ代が高止まりしたままだと、再就職で大幅に給料が減った旦那のこづかいに赤信号が点灯してしまう。
 最初は Y!mobail への乗り換えを考えていたのだけれど、時の総理のおかげなのか、ようやく ahamo が出て、povo が出て、待ちに待った LINEMO が出てくれた。
 キャリアは変わらないし、通話品質も変わらないからと嫁サンを言いくるめ、早々に LINEMO を申し込んだのだった。


★ ガラホじゃ乗り換えできない!

 AQUOSケータイ2は、いわゆる「ガラホ」――外見はガラケーでも中身はアンドロイドで、LINE も標準搭載されている。にもかかわらず LINEMO には乗り換えできなかった。……やっぱりそうかぁ。

 LINEMO 公式ページで対応機種一覧を確認してみると、やっぱりない。嫁サンのスマホは対応してたんですけどね。
 ということで、欲しい機種選びから始めることになりました。
 電気屋さんでカタログ集めて、あーでもないこーでもないと悩む。まあ、結局よくわからないんで、今まで使ってた AQUOS か 息子が使ってる Google Pixel くらいかなぁ、とあたりをつける。
 でも、自分、今まで代理店以外でケータイを買ったことないし。LINEMO はオンラインだけだって言うし。LINEMO 用のスマホ本体って、どこで買えばいいのかな?
 ま、電気屋さんのお姉さんに聞けばいいか、とお店に行ってみると Google Pixel 4a が思いのほかお手頃なお値段で並んでいたので、LINEMO への対応を確認してクレジット一括払いで買って帰った。
 このとき、機種本体の SIM ロック解除について確認し忘れていたために、後で悩むことになってしまった。


★ 設定がややこしい?

 家に帰って、まずは旧機種からデータの移行準備。
 と言ってもたいしたデータは入っていなかったので、再就職を機に整理した連絡先のみをGメールで自分あてに送って保存し、必要最低限のデータは確保完了。
 パソコンで LINEMO 公式ページから申し込んでおいた SIM は3日ほどで届いていた。
 お店で Pixel 4a 本体と一緒にもらったA4サイズのガイド冊子と、事前にソフトバンク・LINEMO 各公式ページで予習しておいた手順にしたがって作業を進めていく。
 LINEMO は同じソフトバンクでありながら、SIM ロックを解除しておかないと乗り換えできない仕様になっていた。

 そこで、ソフトバンクの公式ページから入って本体の SIM ロックを解除しようとするのだが、何度やり直しても手順書どおりに進んでくれない。
 後で判ったのだが、本体の SIM ロックは最初からかかっていなかった。購入時に確認しておけば悩まずにすんだのだが、このときはしかたなく SIM ロックは解除されたものとして手順を追っていった。
(ちなみに、現在ではすべてのキャリア・機種で SIM ロックはかけられていないので、もうまったく悩む必要はない)
 ところが、ここでまた、ちょこっとトラブル。
 ソフトバンク回線の使用を終了して、LINEMO 回線の使用を開始をする――回線切替が必要なのだが、ガイドの注意書きを読み飛ばしていて、時間帯に制限があることに気づいていなかった。回線切替窓口電話番号の下に小さく「対応時間 10:00~19:00」と。
 平日に仕事を終えて晩飯を食べてから設定をやっていたものだから、このときすでに時間をオーバーしてしまっており、翌日に持ち越しとなってしまった。がっかり。
 気を取り直して翌日の夕方に再挑戦。
 対応時間内に回線切替を終え、LINEMO の SIM を本体に入れ、APN設定を行い(これも何をしているのかまったく理解できないままだったが、マニュアルの指示どおりに入力した)、無事通話ができるようになりました。
 結局、SIM ロックや回線切替は自分のうっかりミスだし、機種対応は頑固にガラケーを使ってた因果応報なわけで、とりたてて設定が難しいというものではなかったと思う。

 

 自分のが無事に使えるようになったところで、おもむろに嫁サンのスマホを LINEMO に切り替えた。
 嫁サンもこの機会にと機種変更し、データの移行は手数料を払ってお店のお姉さんにぜ・ん・ぶやってもらった。
 このときは、元機種のバッテリーが半端な充電だったため、写真や動画をたっぷり貯め込んでいた嫁スマホのデータ移行に時間がかかり、途中で電源が落ちてしまうんじゃないかとハラハラした。

 なんとか10%ほどバッテリーを残して完了できたけど、安全のため新旧2台ともに充電を100%にしてから移行作業をしたほうがいいだろう。
 データの移行さえ済んでいれば、あとは回線切替からの手順を繰り返すだけ。とどこおりなく嫁サンも LINEMO が使えるようになりました。
 ちょうど LINEMO にミニプランが発表されていたので、嫁サンにはこれを申し込んでおいた。
 自分もあわせてミニプランに切り替え、これで2人合わせて2千円ちょっとの月額使用料となり、以前と比べて1万円近い経費節減となった。

 なんと年間12万円! これで、自分のおこづかい予算も確保できたんじゃないかな。
 めでたしめでたし。

 

 このとき、3ヶ月後に楽天モバイルで eSIM を申し込み「二刀流」に開眼することになろうとは、夢にも思っていなかった。


★ スマホは便利!

 LINEMO に切り替えるとキャリアメールが使えなくなるので、各種ネットサービスの連絡先を前もってGメールに変更しておいたつもりだったのだが、変更もれがあとからポロポロでてきて、すぐに利用できなかったり、パスワードの再設定が郵送になったりと、いろいろ面倒な手続きをせねばならなくなった。
 ありがちな失敗とはいえ、皆様も十分ご注意を。

 スマホを本格的に使い初めてからは、いろいろとアプリを試してみては使い勝手の良いもの・自分に合っているものを取り入れている。
 以前、8インチのタブレットを使っていたときは、電子書籍リーダーや動画・音楽プレーヤーとして利用していたが、スマホになってからはそれに加えて買い物や決済・口座管理・ポイ活など生活実務にも使うようになり、用途は今も増えつつある。
 かつて、電車の乗客の半分以上がスマホ画面を見ていることに何かモヤモヤしたものを感じていたのだが、今となってはもう納得するしかない。もはや手放せない道具なんだなと。
 ネットでいろんな人の使い方を参考にしながら、思ってもいなかったアプリが存在することを知り、試してみて、そのたびに感心したり感動したりしているのだが、それはまた別の機会に報告したい。